初心者でも勇気を出して個展開催!初めて個展を開くまでの準備とコロナ時代の個展への思い
こんにちは
Artistの
紫乃~murasakino~と申します。
ある日突然アクリル絵の具で絵を描き始め
42歳でアーティストデビューをしました。
詳しい経歴を知りたい方はこちらから
(長いので後からの方がいいかも・・・)
→ → → プロフィール
→ → → ONLINESHOP
絵画、手作り雑貨、写真
リースやアクセサリーなどなど
自分の好きなことを仕事にしたい!
そろそろたくさんの方に
見ていただきたい!
だけど個展なんておこがましい。
私なんて(ヾノ・∀・`) ムリムリ
と感じている方。
また個展をやりたいけど
何から始めたら
いいかさっぱりわからないという
個展初心者の方に
私の経験を踏まえ
こうしておけばよかったという
失敗談も交えながらお伝えしたいと
思いますので参考にしていただけ
たら幸いです。
最後まで読んでいただいたら
個展開催日までの流れが見え
私にもやれるかもしれない・・・と
行動する勇気が湧いてくると思いますよ!
また、2020年コロナ時代を迎え
コロナと共存した形での
個展の開催を模索していかなければ
ならなくなりました。
この辺についても
最後にお話ししたいと思います。
個展をすると宣言する
プロフィールに詳しく描いておりますが
私はある日NHKの絵本のワークショップ
の番組をたまたま見ていて
翌日から突然絵を描きだしました。
毎日毎日描いているうちにあれよあれよと
レストランで3年半にわたり展示
させてもらう機会に恵まれたり
3冊の本の装画(表紙の絵)に採用して
頂いたり
宿泊施設で常設展示していただいたり
しています。
もともと自分をアピールすることが苦手で
ただただ
何かいいお話が向こうからやってこないかな??
という受け身の姿勢だったので
ビギナーズラックは1~2年で終わってしまい
これから画家として生きていきたいのに
どうしたらいいのか途方にくれていました。
「宣言をすること」が一番の近道
結論を先に言いますと「個展をやります!」
と家族でも友人でも自分にでもSNS上でも
誰にでもいいのであれこれと考えずに
まず宣言することが
個展を開催する一番の近道です。
いつか作品がたまったら・・・
いつか自信がでてきたら・・・
いつか準備ができたら・・・
個展をしたいなあ。
そう思っているあなた!
その「いつか」は決して来ません。
「個展やってみたいな~」と思って検索し
このブログを読んでいる時点で
あなたはもう個展をやるべき時期だ
ということです。
人に話し背中を押してもらう
しかし
「宣言をする」のが近道といえるのは
私が個展を経験した後にこのブログを
書いているからですね。
個展前の私は
何をどうしたらいいかわからなくて
ただぐるぐると同じ場所で
一歩も進まない状態でした。
ですので思い切って
夫婦そろって
40年以上アーティスト活動している方
に相談してみました。
そのご夫婦は年に5~6回の個展をこなし
年末には毎年バリやタイのチェンマイ
などで一ヶ月程のんびり過すという
ライフスタイルを送る私の理想のご夫婦です。
ひとつアドバイスがあるのですが
相談する時は「それ」(今回ですと個展)を
やったことがある人に相談してくださいね。
やったことがない人に相談しても
「がんばってね。応援してるよ!」
とは言ってもらえるかもしれませんが
具体的に何をやったらいいか
さっぱりわかりません。
中にはあなたのことを心配して
「好きなことは趣味にしておいた方が
いいんじゃないの」
なんて言われかねませんからね。
そのご夫婦から
絵を描いて生きていきたいなら
個展を開いたほうがいい
と何度もアドバイスされました。
ですが私は
自分なんか個展をやる価値が
ないんじゃないか・・・
バイトだって休めないし・・・
誰も見に来てくれないかもしれないし・・・
とずーっとうじうじしていたのです。
決意して宣言する
それでもお二人は何度も何度も
個展開催を勧めてくださいました。
ご自身の若いころ友人と二人展を開催
した際一つも売れないどころか
ずーっとギャラリーに滞在してても
誰も見に来てくれなかった笑えない話など
なんとか私をその気にさせようと
自虐ネタ満載でお話ししてくださったのです。
何時間も私につきあってくださいました。
そしてようやく
「私個展やります!」
とお二人に宣言したのです。
会場を探し予約する
おすすめはご自身が利用したことがあるカフェ&ギャラリー
お二人はご自身が毎年展示会場として
使っているカフェ&ギャラリーでの開催
を提案してくれました。
このカフェ&ギャラリーは私が
お二人に出会うきっかけになった場所です。
たまたま入ったカフェの二階で展示を
されていてすっかりファンになってしまい
今ではお宅に泊まらせて頂いたり
旅行に出かけたりと10年近く
仲良くさせてもらっています。
そしてこのカフェはオープンテラスで
木々に囲まれ
小川がお庭を流れる素敵な空間。
二階の和室のギャラリースペースにも
何度もお邪魔しているので
初めて個展をするには勝手がわかって
いて少しはハードルが低く感じられました。
もし
カフェ&ギャラリーでもハードルが高く
感じてしまうなら行きつけの美容室とか
知り合いのお店とか
普段ギャラリー使いしていいなくても
あなたの活動を応援してくれる気持ちの
ある方にお願いして展示させてもらう
のも初めの一歩としては
いいかもしれませんね。
開催時期について
春先から初夏にかけてや秋口など
お客様が外出しやすい時期や
ご自身の作品との相性を考えて開催時期を
決めましょう。
半年~一年後ぐらいを目安に決めるといいと
思います。
予約は早めに
人気のギャラリーは予約が埋まるのも
早いです。
毎年常連で利用される作家も多いので
余裕をもって予約しましょう。
私は決心してからは別人のように
行動が早くすぐにギャラリーに連絡を
いれたのですが
返事は他の作家さんの予定と
すり合わせをするので一ヶ月程待って欲しい
とのことでした。
そして一ヶ月後の10月のお電話で
第一希望の翌年6月上旬の2週間
を予約することができました。
Tシャツにペインティングした作品を
置きたかったので夏前に個展を開催
したかったのです。
誰でも使える?
予約をするのに
展示内容(私の場合はアクリル絵画)は
伝えましたが作品を見せたり審査のような
ものはありませんでした。
ギャラリーによっては
当然ギャラリーとの相性を考慮して
断られる場合もあると思いますが
私が利用させて頂いたところは
2週間でレンタル料 ¥20,000-(税別)を
支払えば期間中在廊が条件で使わせて
いただけました。売上はすべて作家のものと
なります。
審査があって断られるかもしれないからと
個展開催にふみこめなかったという気持ち
も多々あったのですが
全くいらぬ心配でした。
そういうことってありませんか?
勝手に自分にはハードルが高いように
イメージして実は全然そんなことなかった。
てこと・・・
個展のコンセプトを決める
ここまで来ればもう大丈夫です。
個展が開催されるのは
「いつか叶えたい夢」ではなく
「来年の予定」となったのです!
寝て待っているだけでも個展の日は
やってきます(笑)
コンセプトを決める
コンセプトと聞くと難しく感じますが
個展を通じて誰に何を伝えたいかの
枠組みを決める。ということですね。
これが最初にはっきりしていないと
個展を構成していくことが
できません。
私の場合は・・・
私の場合は
普段アートに接する機会が少ない方に
アートを身近に感じてもらい
生活を豊かにしてもらいたい。というのが
コンセプトでした。
ですので
日常に取り入れやすいアイテムとして
額に入った絵だけでなく
Tシャツや照明器具、カレンダーなども
用意しました。
案内状(DM)名刺 ポスター ポートフォリオ作成
まずは個展を開催するということを
たくさんの方に知っていただかなければ
なりません。
案内状も自己表現
DMはお客様が最初に目にする
あなたの作品です。
できるだけ多くの情報をわかりやすく
伝えましょう。
私はもらった方がおうちで飾ることも
できるおしゃれな雰囲気を目指しました。
個展のタイトルは
「ちいさなしずく ふかいうみへ」
と抽象的な表現にしました。
しずくのようなささやかな活動ですが
その思いが湧き水になり
小川になり大河になり広くて深い海に
繋がって欲しいとの思いからでした。
この不思議な雰囲気が気になって
とわざわざ足を運んでくださった
有名な陶芸作家さんもいらっしゃいましたが
会場近くの道の駅の責任者の方にDMを
置いて欲しいと持参した際は
「何だかようわからんな~」
と言われてしまいました。
確かに率直な感想だと思います。
ある程度回数を重ねブランディングが
できていればいいのですが
特に初めての時は自分のセンスも発揮しつつ
誰にでもわかりやすいデザイン
にするのがいいかもしれませんね。
私はイラストレーターでデータを作り
ネット印刷のキングプリンターへ依頼しました。
こういう作業がまったく不慣れなのですが
初めての方でもわかるように解説があるので
何とか注文することができました。
知り合いの方に送付するだけでなく
あちこちに置かせてもらったり
期間中ふらっと訪れた方にお渡ししたり
するので多めに印刷を依頼しましょう。
枚数が多くなっても割安になるので
思い切って多めに注文しましょう。
個展が終わった後もこういう経験があります
と別の個展会場の担当者に
お渡しすることもできます。
DMに入れたい内容
- タイトル
- 作品のイメージ写真
- 開催日時
- 会場の名前、住所、電話番号、地図
- 作家のプロフィール(顔写真があるとより親しみがもたれる)
- 作品の説明
特に開催日時ははっきり目立つように
入れましょう。
私は会場の地図を紙面の関係上
省略しました。
今時、スマホやカーナビがあるので
必要ないかな?と思ったのです。
しかし
年配の方など結構迷われた方が
いらっしゃいました。
自分の都合や価値観で
見に来てくださる方への配慮が
欠けていたと反省しました。
名刺作成
名刺を用意できていない方はDM
を作るついでに自作しましょう。
名刺には
- 名前
- 連絡先
- プロフィール
- 作品の写真
などを入れます。
SNSのURLやQRコードなんかも
あると興味を持ってくださった方に
さらに多くの情報を届けることができますね。
連絡先に関しては私はメールアドレスの
みで住所や電話番号は入れていません。
住所などがあった方が信頼性が高くなる
かもしれませんが
必要がある時はその場で記入するように
しています。
もしくは、住所や電話番号が書かれてた
ものとそうでないものと二種類用意する
のもいいかもしれませんね。
ポスター作成
A4サイズのポスターを4枚用意するよう
ギャラリーの方から言われました。
通常はDMと同じデザインにすればよい
ようですが私はDMがイメージ先行で
漠然としたものだったのでポスターの方は
もう少しわかりやすく明るいものを別途
作りました。
こちらは自宅のプリンターで印刷しました。
ポートフォリオ作成
今までの作品や経歴をまとめたものを
準備しておくとよいと思います。
個展会場で初めてお会いした方に
自分のことを知っていただくには
会場にある作品だけでは伝え切れません。
また同時に何組かいらして
なかなか対応できない時などにも
ポートフォリオを見ていただいて
おくこともできます。
別途A4かそれ以下の
持ち帰るのに邪魔にならないサイズで
経歴や作品に対する思いなどを
簡単にまとめておいて
作品を見てくださった方に渡したり
購入して頂いた際お持ちかえりの袋に
入れたりしました。
会場に足を運ぶ
展示の構成がだいたい決まったら
改めて会場に足を運びましょう。
会場スッタフに挨拶
この時カフェのスタッフの方にも
自己紹介してご挨拶しましょう。
個展まえからコミュニケーションをとって
おくことでスタッフさん自身も楽しみに
してくれます。
また期間中もお客様へ積極的に
ギャラリーへご案内していただけます。
会場の確認
ギャラリースペースに行き
頭で考えていたものと実際の会場との
すり合わせをします。
この位置に絵を飾りたいと思っていたのに
制約があって飾れないことが分かったり
何回も来ていたのにいざ自分の作品を
置くには狭く感じたり・・・
実際に起きたいものを想定して
必要な個所の寸法を測りましょう。
また、会場で貸してもらえる什器や
小物なども確認し
自分で用意しなければいけないものは
リストアップしておきます。
私はスタンドライトにペイントしたものを
展示しかったたので
コンセントの位置の確認も忘れずに
しました。
搬入経路も確認しておいてください。
こちらのギャラリーは狭い階段を抜け
厨房を通って
会場に行くという経路なので
ものによっては搬入が困難なものも
出てくるかもしれません。
また、搬入するだけでも
時間がかかるだろうと予測できました。
個展をお知らせする
たくさんの方に個展の開催を
知ってもらいましょう。
DMを送る
早すぎてもギリギリでもよくないので
二週間から一ヶ月前を目安に
送りましょう。
その際手書きで一言添えると印象が良く
なりますしこちらの思いが伝わります。
切手代はかかりますがハガキで
ご案内した方は足を運んでくださる
確率が上がると思います。
また長くご無沙汰をしている方にも
この機会に思い切ってお出しすると
懐かしい再会ができるかもしれません。
お住まいが遠くて来られないような
方にも送りましょう。
そういう方がわざわざお返事をくださって
東京で開催される際は必ず伺います。など
うれしいコメントをくださることもありました。
次は東京開催?!と夢が膨らみますよね!
DMを配る
普段顔を合わせる職場の人や友人には
手渡ししましょう。
また、知り合いのお店や美術館、
道の駅や鉄道の駅のインフォメーション
にもお願いして置かせてもらいました。
SNSで告知する
SNSも最大限利用しましょう。
FBで繋がりのある方は結構見に来て
くださいました。
また、個展当日に見に来てくださった方が
ご自身のSNSで紹介してくださり
それを見た方が足を運んでくださったり
もしました。
新聞社に知らせる
私が今回大失敗したのは新聞社に知らせる。
ということをしなかったことです。
新聞社に個展の開催のお知らせをした方がいいと
アドバイスされてたのですが
例の自身のなさの悪い癖が出てしまい
これを怠ってしまいました。
掲載されるかはわかりませんが
お知らせするだけしてみたらよかったと
後悔しました。
これから個展を開催しようとしている方は是非!
- DM(個展の内容や開催時期がわかるもの)
- 作品の説明やプロフィール
- 名刺
- ポストカード(新聞掲載で使われるかもしれない)
相手が記事にしやすい情報を提示することと
一便せんでもいいので手書きで
ひとこと添えてこちらの熱意を
伝える工夫が大切ですね。
あとはだめもと精神で!
直前準備
- 作品(傷つかないようプチプチや布等で梱包)
- 必要ならば什器等(会場で借りられるか確認しておく)
- 展示の飾りつけに必要なもの(大きな枝や花、花瓶、布など用意しました)
- お買い上げいただいた作品を入れる紙袋、空箱等
- 作品の説明や値段が書かれたキャプション
- 芳名帳
- 筆記用具
- おつり
- 領収書
- DM(会場にも置いて必要な方にお渡しする)
- ポートフォリオ等今までの活動や作品がわかるもの
- A4かA3サイズでプロフィールのパネルを目立つところに提示
- ハサミ
- セロファンテープ
- ホチキス
- ゴミ袋
- 掃除道具は貸してもらいましたがなければほうきや雑巾など持参
搬入
前日の搬入が多いと思いますが
私がお借りしたところは当日搬入でした。
余裕をもって12時開場と案内していましたが
ギリギリのセッティングになってしまいました。
カフェは朝からお客さまがいらしているので
中には時間前でしたが是非見てみたい
という方がいらっしゃり
準備中でしたがお見せしました。
個展開催
いよいよ二週間の展示がスタートしました。
初日は売上0
初日は平日だったこともあり
あまり来場される方がいなかったので
展示を手直ししたり
本を読んだりしていました。
木のパネルに描いた作品を
大きな火鉢の上に置いて
受付テーブル代わりにし
その奥で気を消して座っていました(笑)。
カフェから2階にあるトイレを目当てに
お客さまは上がってくるのですが
会場である和室を一瞥もせず
用事だけすませ降りて行かれます。
見張ってるつもりはないのですが
何か殺気でも感じるのでしょうか・・・
これではダメだと思い和室から出て
外の景色が美しくみえるカウンター席で
本を読んでいました。
すると不思議なもので
「わあ~きれいねえ」
と会場に入って作品を見てくださる方が
増えましたが結局初日は
一つも売れませんでした。
2日目で売上4万円!
二日目には個展を開催するにあたり
後押ししてくださったご夫婦と
共通の友人が三人で遊びに来てくれました。
ようやく話し相手もできて楽しくなってきました。
するとカフェ目当てで来ていたお客さまも
入りやすい雰囲気になったのか
作品を見てくださる方も増えてきました。
この日はほかにも友人が来てくれ
初めて売上ができました。
自分の作品を買い求めてもらえるって
なんて幸せ~なことでしょう・・・
しかし今のところカフェ目当てでいらした
通りすがりの方には一つも売れていませんでした。
当たり前といえば当たり前かもしれませんが・・・
でも知り合いの方が買ってくださるのは
応援する気持ちも含まれています。
できればフラッと訪れた方にも欲しいと
思っていただきたいと思っていました。
毎日楽しい日々
週末に近づくにつれだんだん招待した方の
足を運んでくださる数が増えていきました。
また 知り合いの方が偶然訪れたり
新たな出会いがあったり
以前の職場の人に電話をしたら
たまたま会場近くを車で走っている
ということで急遽来てくれたり
FBで繋がっている高校の同級生が
うん十年ぶりにサプライズで家族と
ともに訪れてくれたりと懐かしい人とも
勇気をだして個展を開いたことにより
再会することができました。
また、日本画家の熊谷守一さんのご親戚の方が
たまたま個展を覗いてくださいました。
その方のお母さまも絵の上手な方で
当時留学したいという夢をもっていた
そうですがその頃は女が絵の仕事をする。
ましてや留学するなんてことは
決して許されず筆をすべてご両親に
折られてしまったとのことでした。
その娘さんである個展でお会いした方も
絵が好きで描いていたけれど、
遠い昔に辞めてしまったそうです。
でも、その方が
「あなたの絵を見ていたら、
また描きたくなってきたわ!」
とおっしゃってくださったのです。
見てくださる方に
何か始めたいとうずうずとした気持ちを
持っていただけることは
なによりわたしにとって嬉しいことです。
一週間たってようやく一見さまにも買って頂けた
個展を初めて一週間
ようやくふらっと足を運ばれた方にも
購入していただけました。
何と時間がかかったことでしょう・・・
ポストカードを3枚と陶器のカード立てでした。
すると、今度展示会をするときは教えて欲しい
と住所を書いてくださいました。
個展を終えて
二週間の個展があっという間に終わりました。
不思議な柔らかな感覚に包まれた日々で
これがこのまま続いたらいいのに・・・
とさえ思いました。
会期中来てくれたバイト先の花屋のオーナーは
「ものすごく輝いてたよ!」と言ってくれました。
自分が自分の人生の主人公として舞台に立つ
ことは人をイキイキとさせるのですね。
これが一生で一度の個展か!
というくらい絵あり、写真あり
Tシャツあり、陶器ありと
詰め込みすぎたという反省点はあるものの
本当にやってよかった!
と思えるものになりました。
売上も予想以上のものとなりました。
コロナの時代を迎え
2020年春
世界中がコロナウィルス一色の世界に
なってしまいました。
この一ヶ月前には想像もしていなかった世界に
一瞬で変化してしまったのです。
大震災や、原発事故、台風の甚大な被害を
TVで目にしていてもどこか他人事でしか
とらえられなかった私たち誰もが
多かれ少なかれ影響を受け対応に追われ
変化を求められています。
そういう私も2020年5月2日~
予定していた豊田市民芸の森での個展は
延期となり未だ開催日を決定できずにいます。
→2020年10月24日(土)~12月6日(日)
に決まりました。
美術館やギャラリーなどはマスク着用や
消毒の徹底はもちろん予約制をとり一度に
来館する観客数をコントロールしています。
また実際には来館せずにオンラインで鑑賞し
購入希望者はオンラインショップで買うなど
新たなアートの楽しみ方が出てきています。
人々は大きな変化の時代を迎え
混沌とし不安定な中にいます。
誰がウィルスを持っているのか・・・
と疑心暗鬼になったり
ルールを守っているかとお互いを監視したり
新たな時代の変化に乗り遅れまいと
右往左往しています。
でも、こんなときだからこそ
アートはその力を発揮する絶好の機会
なんだと思います。
人々の言葉にできない思いを代弁したり
パワーを与えたり
心を癒してくれたりします。
今、意識が外向きから内向き、自分自身に
向けられるようになってきています。
そんな時代にただのインテリアの一部として
ではなく見てくださった方が本当の自分を発見し
その先の人生が変化していくような作品を
創作していきたいです。
最新の紫乃~murasakino~の個展情報
紫乃~murasakino~ONLINESHOP
まとめ
- 個展を開催したいならまず「個展をやります」と宣言する
- 最初はカフェ&ギャラリーなど気軽に開催できるところを探す
- 新聞掲載なども利用しできるだけ多くの方にお知らせする
- 自分を最大限表現しかつ世の中に必要とされるものを提供しつづける
コメント